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2014.09.13
インタビュー第2弾
インタビューの第2弾。北海道教育大学札幌分校の平野直己先生の原稿が出来ましたので、掲載させていただきます。http://ethic.cloud-line.com/interview/04/
平野先生も精神分析ベースの臨床心理の先生ですが、ざっくばらんなお人柄で、元原稿のリコーダーを起こしたら2時間のお話でワードで55ページにもなったという(笑)、何だか今まで最も会話の相互作用が頻繁だったとてもリラックスした笑いの絶えない時間でしたが、そういう雰囲気の中にもキラッと光る鋭い分析が随所にあって、纏める際もなかなか捨てる部分がないな、と思うばかりでした。
結局4回に分けて掲載させていただく形をとりました。お話は平野先生の語り口を極力活かす形をとっています。領域的に関心のある方にとっては堪らない内容になっていると思いますので、是非時間がある際にご覧になってくださいませ。
特に4回目にまとめて内容を挙げた壮年期の子どもが老いた両親を見ていく「下り坂の心理」、下山の心理学は自分のリアルタイムの関心にまさに応えてくれる貴重な内容です。この件に関しては教えを乞う側に留まらず、平野先生も同列に考えられる話題として語ってくれたのは個人的に非常に嬉しくもありました。内容も、あまり今のところ語られていない斬新な内容だと思います。世代が近くないとあまりピンと来ない部分もあるかもしれませんが、注目に値するものと久しぶりに自賛してしまいますです