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2014.07.16

大人も社会を学ぶ

今後のことも見据えて拙編書インタビュー集「ひきこもりを語る」を読み返していて、ある識者の「大人も今の社会を学ぶということですよ」という言葉に出会って、これだな、と思いました。

もと当事者として社会が分かっていない、多彩な各自の専門分化した仕事などの領域が広大で大人の年齢になっても社会が分かってないという漠然とした不安は常にありました。分からなさ過ぎることがハンディになっているのではないのか、とも。

でも、最近の物凄い勢いでの社会変化、特にテクニカルな環境が与える人々の意識変化など、もはや多くの人が社会を見渡せないんじゃないかな、と思うのです。

であれば、おそらく機能分化した各分野で物思いながら仕事をされたり、役割を果たしたり、あるいはそれらをキャンセルしている人たちの考えって一つ一つが価値があるんじゃないかなと最近思うようになりました。

私としては、それらの一つ一つが自分が思うことと一致する点や思いもよらぬ点などさまざまだと思いますので、それをインタビューという形で不器用ですが、お伝え出来ればなと思います。

「大人の人も学ぶ社会」のサイトがもし構築できたら凄いことですね!

夢だなあ。でも一人では限界がありそうです。長い目で見たら誰か協力者がいればなぁと思います。

あと、ネットは不特定多数なので、ネットに上げられることに関して困りますという話も今後出てくると思うので。。。その点も課題になるかな、と思っています。

 

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※8月27日『ひきこもる心のケアー経験者が聞く10のインタビュー』(世界思想社)、好評発売中。

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